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更新日:2018年9月7日
9月6日、静岡大学農学部で県内大学生を対象に誉富士セミナーを開催しました。
日本酒は近年海外でも注目されています。
静岡県は高品質なお酒を多くつくることから「吟醸王国しずおか」とよばれ、全国で唯一出荷数量も増加していましたが、次の消費者である若い世代を開拓することが重要でした。
当日は、県オリジナル酒米「誉富士」や静岡酵母についての解説、杜氏からの静岡のお酒の魅力について語った後、実際にお酒を飲み比べを行いました。
参加した学生からは「酒米の品種や造り方で味が変わること、酵母のこと、酒造りのことなど、初めて知ることばかりで興味深かった。日本酒は正直言ってそんなに好きではなかったが、自分に合うものを探したいと思った。留学生等を含め、もっと多くの学生に参加してもらいたかった」などの声があがりました。
海外のみならず国内でも「日本酒テロワール」という考え方が注目され、いいものだけではなく共感できるものにお金を使うという消費行動の変化もあることから、若い世代に静岡県の清酒の価値とそのバックグラウンドを伝えていくとともに、沼津工業技術支援センターと連携して酒米や酵母の開発等の研究を継続していきます。
お問い合わせ先
静岡県農林技術研究所
〒438-0803 静岡県磐田市富丘678-1
電話番号:0538-35-7211 ファックス番号:0538-37-8466